そして私が平穏に過ごした今日、日本では1000匹以上の罪のない犬、猫が殺処分されたのだろう。
そして明日も同じ様に1000匹以上もの動物達が無言の叫びを聞かれることなく処分されてしまうのだろう。
そして、先進国第2位の日本ではそうして毎日毎日毎日大切な命を粗末にし続けるんだろう。
フランスに嫁いだ今でも毎日、愛猫のたまちゃんと過ごしていると動物のいとおしさ、弱さ、好きな食べ物、嫌いな食べ物、心を許している人を含め、動物の性格がおのずと分かってくる。動物にも感情がある。伝えたい事がある。人間と同じ様に痛み、悲しみ、恐怖、不安も感じる。
悪質なブリーダーにより産まれてすぐに母親から離され、小さな体で透明ケージにたった一匹で飾られ、人間の一瞬の情に弄ばれて、いらなくなったら簡単に保健所に連れていかれて殺される犬や猫に何の罪があるというの?産まれた事が罪だったの?
ただ「かわいい」から?パリスヒルトンが飼ってて「流行」っているから?
命よりも日本人はファッションや流行を優先するほど落ちている。
動物は人間を差別しないよ。どんなに嫌われている人間、もう俺なんか人間の屑だと思っている人間、そして彼らを今殺そうとしている人間にも喜んで尻尾を振るし、友達になろうとするのに人間、私達日本人はどうしてここまで無知で残忍なの?
アメリカでもイギリスでも動物虐待防止の警察もいるし、シェルターも充実している。感情に流されて買い物しないようにペットショップに犬猫はいない。
日本はこんなに国として発展しているのに無言の叫びを無視して、恥ずかしくないのか?
行政ばかりのせいにしてはいけない。いらなくなったら捨てる人間、避妊手術もしないで放っておく人間、一人一人の少しのステップで何かが変わるはず。
ある日、日本の実家の近所のおばさんちに行くと、見覚えのない犬がいた。柴犬のようで赤茶色の毛並みに茶色い目。私がなでると大喜びしてすり寄ってくる。私がその犬をなで続けているとおばさんが言った。
「もう面倒見切れないから、あそこへ連れていこうかね」
よくもまぁ、平然と言えたものだ。
結局、母と組んで、ちょっと借りますといってそれからその犬はうちの愛犬キンタとなった。
私が恋愛に涙した時、仕事のストレスで苦しい時、キンタは私の涙をどれだけ拭ってくれただろう。
ちょっと勇気を振り絞るだけで助かる命がある。
No more petshop, no more innocent powerless victims
今私達にできることは現実を知ること、無知からの脱出。
映画「犬と猫と人間と」
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